平成22年度第6回役員会 平成23年4月13日

【平成22年度  芝浦小地区防災協議会・議事録】
会議名: 平成22年度第6回役員会(臨時)
日 時: 平成23年4月13日(水) 19時00分~21時00分
場 所: 東港自治会 集会室
出席者: 役員12名 港区芝浦港南地区総合支所、芝消防署芝浦出張所 他
 議事録作成者:堀野,石賀(記)
配布資料: ①東日本大震災発生時の区の対応(平成23年3月22日付け)
②東京臨海広域防災公園 体験学習会案内 パンフレット
      ③3.11東日本大震災アンケートのお願い

芝消防署芝浦出張所長に着任された一澤秀明氏の紹介・挨拶が行われた。

1..上記会議の内容は次の通り
-1 報告・連絡事項
(1) 防災機材の購入
避難所用品として、ハンドマイク(トランジスタ・マイクロフォン)を6
     台購入した。各町会・自治会にて必要時に貸し出し可能とする。(芝浦港南地
区総合支所に保管)。
(2) 防災施設体験視察
4月17日に東京臨海広域防災公園の施設見学を予定し、参加申し込み用
のパンフレットを作製したが、東日本大震災の発災により、配布を見送った。
実施については次回以降に検討する。
(3) 芝浦・海岸5団体連絡協議会より、「震災のアンケート」のアドバイスを受けた。各地域にて行う場合には活用すること。

-2 討議事項
  東日本大震災発生時の状況についての話し合いを行った。
(1) 港区役所、芝消防署の対応、現況について、それぞれ説明があった。
(2) 震災時の状況について、フリー・ディスカッションを行った。
・ 携帯電話が使えなかったので、児童との連絡が取れず、状況の把握が
出来なかった。
・ 津波警報に対する対処が取れなかった。(避難場所が不明)
・ マンションの9階より上階の給湯機が10数台壊れた。
・ 5階より上の階が断水となったが、住民協力し対処した。
・ 個々のアパート、自治会での対応で精一杯であり、他を気にする状況ではなかった。
・ 横浜から徒歩で帰宅したが、都心からの帰宅者がほとんどで、被害の程度が大きければ、帰宅不可能となることが分かった。
・ 埼玉からは、電話がすぐに使用不可能となり、乗用車で11時間かかって帰宅した。

    以下は、芝浦アイランド関連での状況報告
・ 高層マンションの上階では、ボートが大きく揺れるような、穏やかなものであった。落下物等はなかった。
・ “自宅で避難”が基本であったが、実際は外に避難された方が多数いた。
・ エレベーターが停止したが、閉じ込めはなかった。方法・手段が不明のため安否の確認が出来なかった。
・ 避難後、階段で自宅へ戻れない方もおり、地上階の共有施設を開放した。
・ 火災、けが人等の報告がなかったので対策本部は設置しなかった。
・ 地域内の近隣ビルとの、日頃の連携が大切と感じた。
・ 4月29日、5月22日に“自助意識を高めるため”、防災チャリティ・イベントを開催予定。

災害支援物資のボランティアに参加して
・ボランティアとして参加されたメンバーの意思疎通が上手くいかず、経験
者の知恵が役立っていなかった。
     ・集まった物資の扱い方について、ボランティアの活用の仕方と合わせて考
えておく必要がある。
                             以 上

次回役員会: 5月11日(水)19:00~  
    海岸2・3丁目町会事務所